日本の「教育と福祉」を考える
《障害児(者)の教育と福祉》

(作成 2012.6)


2024/浅 井  浩






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 教育も福祉も、その具体的な取り組みは、時代や生活様式(習慣)、文化レベルなどによって変化します。そうした変化が人を変え、人がまたその教育や福祉を変えていくと思います。
 しかし教育も福祉も、それは人の暮らしぶりである「人の生き方」や「人の生きがい」の実現に関係するものであるという点では変わるものではないと思います。

 人として生まれたならば、人はみな人として暮らす権利を有していますが、人が人として育つためには教育的働きかけがなければなりません。そこに教育という大切な意味があると思います。
 
 福祉とは、人々すべての幸福(幸せ)を意味します。幸福と感じる内容やその感じ方や考え方はいろいろだと思いますが、それらは要するに人が人としての生命を維持し、人としての生活を豊かに発展させようという思いであり、よりよい人生を全うしたいと望む内容であるはずです。そのすべてが幸福の中身と考えてよいと思います。

 教育の対象も福祉の対象も人々すべてです。障害児者や弱者を排斥するものではありません。人権の視点で教育と福祉を考えることが大切であり
教育の視点で福祉を考え、福祉の視点で教育を考えるということが大切だと思います。

 このホームページでは、特に、障害児(者)の教育や福祉の問題について考えてみたいと思います。








<主なページ>

 
 教育の意義と福祉の意義 

 権利としての教育と福祉 
 
 「福祉」の意味

 日本の障害児(者)の教育・福祉

 障害児教育の義務制の意義と課題

 ノーマライゼーションと教育・福祉

 障害者福祉と社会福祉と社会保障

 社会福祉法人制度と障害者福祉の施策

 障害(者)観の変遷と古くて新しい課題

 発達障害をどのように理解するか

 「障害」の「予防」と「障害者」という用語問題


 障害者の権利条約と「合理的配慮」について


 障害者福祉に関する動向

 教育・福祉の人材の育成確保の重要性








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日本の障害児(者)の教育や福祉をめぐる問題、課題を考察し、今後を展望
田研出版 3190円 A5判 316頁

 








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